投資とロスカットについて考える
ロスカットとは何か、あなたはご存じですか。
ロスカットという言葉は、FX、外国為替証拠金取引で良く使用されており、株式取引の場合では、『損切り』という言い方もします。
では、このロスカット、一体どのようなことを言うのでしょうか。
ロスカットは、FX業者によって多少異なりますが、ポジションまたは口座全体の評価損失額がある一定レベルに達した時点で、それ以上大きくならないように、損失拡大を未然に防ぐという目的で、強制的に決済をしてしまうというルールのことを言います。
つまりFXのロスカットは、その取引を行っている投資家の意思に関係なく、取引を終了させるというもので、この強制ロスカットは、FXにのみ存在するルールです。
なぜ、FXだけにこのロスカットがあるかというと、FXには、株式取引や商品先物取引にある、『値幅制限』というルールが無いからです。値幅制限が無いということは、もしも相場が急落してしまった場合、株式取引や商品先物取引のように、値幅制限内の最安値でストップすること無く、どこまでも損失が広がってしまうリスクがあるから。
その損失額が、取引保証金額や預かり資産の額を上回り、マイナスになってしまうという可能性もあり、もしそうなった場合には、預けていた資産を全額失うだけでなく、足りなくなった損失分を追加で支払わないといけない、そんなリスクがあるからです。
投資家の意図とは関係なく、強制的にストップされるのは面白くないですが、自動的にロスカットされることで、損失を最小限にとどめてくれる、と考えるなら、ロスカットはメリットだと考えるべきなのではないでしょうか。